洋菓子の技術を和菓子に取り入れました。
旬果瞬果共楽堂、1933年に広島で創業して以来多くの方々に愛されてきたお店です。
果実の果の文字が使われているように、旬のフルーツがたっぷり使用された和菓子が中心となっているのです。
フルーツ本来の風味が存分にいかされてますし、「ひとつぶの乙女の涙」「咲く咲くさくらえん」など名前もかわいらしければ見た目も映える。
いちごやマスカット、栗や柿などそれぞれの季節の旬の素材が使われているからこそ、その時期のみに一期一会。
それも今の世の中であればむしろ贅沢なのではないでしょうか。
ギフトはもちろん、自分へのご褒美にと皆さんご購入されています。
そんな共楽堂ですが、創業からずっと安泰でというわけではなく経営の危機に瀕していた時代もあったそうです。
それを今の繁栄につなげたのが、現在社長である敏宏氏なのです。大学を卒業後はプリンスホテルにて洋菓子を学んでいた方です。
だからこそ、和の良さを生かしながらも洋菓子の良さも加えられている。
例えば昭和54年より販売を続けていた「やっさ祭り」という名のお菓子も、敢えて「ひとつぶのマスカット」と名前を変えて販売してみたのです。
名前が変われば印象も変わる。それが大当たりで、共楽堂の代名詞ともいえる商品となっていますね。
だからこそ、おいしさや見た目だけでなく名前にもこだわりを持った和菓子屋さんとなりました。
ほくほ栗とあれば、ほくほくした栗のおいしさがイメージとして浮かんでくる。
咲く咲くさくらえんって方がかわいらしい。
桜の樹の下で楽しくおいしくいただいてみたいという気持ちになれますよね。
広島ものがたりにKuri-moなど、その商品名も楽しみながら選んでみてください。もちろん味も保証済みです。